モゲチェックの住宅ローン借り換え無料相談に行ってきた【口コミ情報】

2019年3月29日

無料相談って実際どんな感じだったのか?情報提供いただきました

読者様の中には千日太郎の無料相談以外にも様々なFPの相談サービスを利用してきている人が多く、「こんな風に言われたんですけど、どうですか?」と聞かれることも多いです。

そういった相談も大歓迎です。実際、他ではどんな感じなのか?私もすごく興味があります。

折しも、「千日太郎、寄稿募集をするの巻-千日のブログ」で寄稿を募集したところメールで相談のページに設置しているモゲチェックプラザについて、実際に借り換えの無料相談に行った読者様からクチコミ体験談を寄せていただきました。

記事にはしていないのですが「現在、変動金利で借りているんだけど、今後金利が上がったときのことを考えると今安い固定金利に借り換えた方がいいのか…?」というご相談があって、過去にお答えした方です。

では、どうぞ。

広告

予約フォームを送るとその日のうちに担当コンサルタントからメールが来る

電話相談来店相談があったが、ちょうど新宿に行く予定があったので、来店相談にしてみた。

すると、すぐにこんなメールが届いた。

●●様

お世話になります。

この度は弊社予約フォームよりご予約いただきありがとうございます。

●●様を担当させて頂きます新宿店の(コンサルタントの名前)と申します。

(私が予約した日時)にてご予約を承りました。

有益な情報提供ができるよう努めてまいります。

また、当日のコンサルティングを円滑に進めるため、事前にできる限り準備させて頂ければと考えております。

お手数をお掛けしますが、可能であれば、現在の「お借入れの返済予定表」を写真撮影やスキャンして頂き、私のメールアドレスにご送付頂くか、(FAX番号)までFAX頂けないでしょうか。

※氏名、住所、口座番号等は必要無い項目ですので、黒塗りして送付頂いても問題ございません。

難しければ当日少しお時間を頂きますが、対応致します。

ご不明点等ございましたら、お申しつけ下さい。

どうぞよろしくお願い致します。

———————————————————————————-

モゲチェック・プラザ新宿

(コンサルタントの名前)

住所、電話番号、FAX番号

確かに、予約フォームでは本当にざっくりした情報しか入力していない。

時間を無駄にせずして、ちゃんとシミュレーションしてもらうには必要なことだと思う…すこし抵抗があったが、現在の借り入れ残高、金利、残りの期間が正確に書かれている「返済予定表」を写メして送った。

それと、コンサルタントをモゲチェック・プラザ|スペシャリストで確認してみた。顔写真と簡単な職歴が書かれているので、これから会うのがどんな人か確認しておくのはお勧め。

だいたい大手メガバンクやノンバンク、不動産会社、保険会社の出身の人が多い。でもFPのような資格を持ったコンサルタントはいないようだ。でも、中にはこれまでに平均520万円の借り換えメリットを出している人も居て、期待できそうだ。

千日の補足

借り換えメリットが大きいということは、それだけ高い金利で借りていたということです。つまり、それだけ損をしていた人の担当に多く付いたという意味であって、その人が担当に付けば多くの借り換えメリットが得られる訳ではありません。

モゲチェック プラザへ到着、いろいろ聞いてみた

入口は地味な雑居ビルの5階、しかしエレベーターを降りると、なかなかお洒落なエントランス。

呼び鈴を鳴らすと、隣のドアから男性が出てきて、相談ブースに通された。部屋には大型のテレビモニターに小さなカメラがついている。ビデオ通話でのコンサルも同じ部屋で行うのだろうか。

借り換えメリットは?

事前に写メで送っていた条件で借り換えメリットがいくらあるのか?計算した表を見せてもらった。千日さんにもアドバイスいただいたとおり、今の金利では借り換えメリットは無いという結果。

やっぱりか…残念。

そこで、いくつか気になることを聞いてみた。

私「どこまで金利が下がったら、借り換えメリットがあるんですか?」

コンサルタント「そうですね…ちょっとやってみましょう。(カチャカチャ)…すでにかなり低金利の変動金利ですので、0.4%くらいまで下がったとして、やっとプラスマイナスゼロになる計算です。」

私「それは、コンサルタント料を入れての結果ですか?」

コンサルタント「いいえ、入れてません。」

モゲチェックは借り換えメリットの10%か25万円(税別)かのどちらか低い方がコンサルタント料になる。モゲチェックで全部お任せでやってもらうとすると、もっと金利が下がらないと厳しいのか。

しかし、コンサル料を入れない前提でその場でシミュレーションしてくれるのは、かなり有難い。その後、いろいろなパターンで計算してもらった。

残り期間と残高から千日さんと同じアドバイスを受けた

コンサルタント「お客様の場合は残り期間が15年ですから、金利を固定したいということであれば10年固定がお勧めですね。10年の固定期間が終わった時点では残高が少なくなっていますから、もし金利が上がっても怖くありませんから。」

ああ、確かに千日さんも同じことを言ってたな当初固定金利は固定期間が終わった後の金利を予想するのではなく、残高の大きさで判断するんだって。

住宅ローン10年固定金利で10年後の金利に左右されない方法を教えます-千日のブログ

FPの資格はなくても、スペシャリストと言うだけのことはありそうだ。

借り換えメリットが無いと意味ない?

自分としては、変動金利だがそのうち上がりそうということもあって、あえて固定に借り換えることも考えていた。

私「私みたいにあえて変動から固定に借り換える人も居ますか?」

コンサルタント「もちろんそういう人もおられます。例えばフラット35は団信が身体障害まで広がりましたので、そういった理由で借り換える人もいます。また、変動から固定に金利タイプを変更すると引き下げ幅が大きく減ってしまうことがあるのですが、そういう金利タイプの変更で損をしにくい金融機関に乗り換える人も居ます。」

私「そういう場合も対応してくれるんですね。でも手数料は最低27万円(税込み)ですか…」

コンサルタント「依頼を受けたら、即手数料が発生するわけではありません。借り換えるメリットが無いという結果になれば、その時点で契約を解除して手数料は発生しないようにしています。」

それだけの手数料を払うメリットはあるの?

自分のケースはさておいて、メリットの10%を払うだけの価値があるのだろうか?

それに、こんなにガッつかずにビジネスとして成立するんだろうか?妙な気分になって聞いてみた。

私「そうだとすると、私の場合は自分でネット銀行あたりに借り換えた方が安くつきますよね?」

コンサルタント「ネット銀行は一見お手軽に見えますが、審査に必要な情報を全て自分で入力するのは実際にやってみると、かなり大変です。例えば、ご自身の情報だけでなく、勤め先の会社の資本金や従業員数、年数など思わぬ情報が必要になります。だいたい7割くらいの人は入力の途中で挫折して離脱するらしいです。私どもはそうした煩雑な手続きのほとんどを代行します。」

金融機関ごとの豊富な金利のデータ、審査傾向を保有し即座に最安の商品を選び出す

私「そういえば数年前はモゲチェックのアプリを入れてたんですが、途中から借り換えメリット上位の金融機関が出なくなりましたよね?」

そうなのである。全国120銀行、1600本の住宅ローンから借り換えで最安の商品を出してくれるアプリがあったのだ。しかも無料で。しかし、いつからか上位3位までの商品(銀行)については、モゲチェックに聞かないと分からなくなってしまっている。

コンサルタント「ええ、やはり無料アプリで出してしまうと、ご相談にはつながらないので…しかし、実はあれも本当の最安金利ではなくて、商品によっては地銀の方がメガバンクやネット銀行よりも安い商品を出している場合があります。」

私「じゃあ、お願いすると住んでいる地域の地銀も含めて最安の住宅ローンを選んでくれるということですか。」

コンサルタント「それと私どもの持っている膨大な審査傾向のデータです。あまり知られていないですが、ネット銀行は全国どこの物件でも借りられるように見えて実はそうではありません。あるネット銀行の例は東京でも八王子より郊外になると、それだけでハネられてしまいます。」

私「え?そうなんですか!?」

コンサルタント「ええ、ネット銀行の場合、審査は機械的に判定しますので。リアルの銀行であれば、何か一つ問題があっても別の要素も勘案して通るような人が、ネット銀行ではアウトになるというのは良くあることです。」

無料相談を終えて

いままで何度か銀行などが主催する無料の住宅ローン説明会などに行ってきたが、その中ではダントツに中身の濃い内容だった。

やはりワンツーマンで聞けるというのは良い。

また、こうした無料サービスにありがちな勧誘めいたものも一切ない。メールもそれっきり送ってこない。一度試してみる価値はあると思う。

あとがき(千日太郎)

貴重な情報提供、ありがとうございました。

メールで相談のページには、モゲチェックプラザの案内を載せています。また、千日の回答と並行してお勧めするケースもあります。

なお、当時は店舗での相談と電話相談を行っていましたが、現在はWeb診断に特化し、相談は廃止となっています。

以上、参考になれば幸いです。

千日のブログ関連記事

SBIマネープラザに住宅ローンの相談に行って審査を通すポイントを聞いてきた【口コミ情報】|千日のブログ