実行直前に公務員から民間に転職したら融資額が減ってしまいました。
36才年収680万の地方公務員でしたが、4月から民間企業に転職したことで、地銀の融資条件が変わり、融資額が減ってしまいました。
どのように対応すべきか悩んでいます。お忙しい中恐縮ですが、千日さんの観点からご助言を頂ければ幸いです。
回答はYouTubeにてお答えしました。
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相談者のデータ(年齢、年収、所有資金の総額、物件価格、借入金額など)
家族の年齢と年収 | 夫36歳:年収680万円(昇給有り、定年65歳) 妻46歳:年収220万円 子:無し。特別養子縁組検討中。 |
所有資金の総額 | 1,300万円(うち1000万円は定期預金) |
物件価格 | 4500万円 (内訳)土地:1000万、建物及び諸経費:3500万円 |
物件のタイプ | 注文住宅 |
借入予定額 | 4500万円 |
住宅ローン | 付き合いのある地銀で既に1000万を分割融資してもらった。しかし転職したことで融資条件が悪化。 |
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相談
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実は、2021年3月までは地方公務員でしたが、4月から民間企業に転職したことで、地銀の融資条件が以下のとおり変わり、どのように対応すべきか悩んでいます。お忙しい中恐縮ですが、千日さんの観点からご助言を頂ければ幸いです。
地銀との交渉経緯
①2020年秋:地銀Aに事前審査を依頼し、4,500万円で審査通過。この時は市役所職員で、地銀Aでは最も条件の良い「保証料無し」・「変動金利0.65%」であった。
②2021年1月:土地購入に対する補助金を年度末までに申請する関係で、まずは土地購入+解体費用の1,000万円の融資実行。(残りの3,500万円については建設前)
③2021年3月:市職員を年度末で退職し、職員時代に立上げに携わった民間企業に転職することに。地銀Aには、退職2週間程前に伝達。(小さい町で公務員人事情報が地元紙や広報誌に載ることもあり、予め伝えたもの。)
④2021年3末~4月頭:地銀Aから「転職により、保証会社から厳しい条件を付けられている」という話を受ける。具体的な条件は、限度額は500万円減の3,000万円、保証料がかかる(123万円)、別銀行の定期預金の地銀Aへの預け替え。妻を連帯保証人に入れれば限度額が上がる可能性があると言われ、再度言われたとおりに事前審査を申し込んだが、限度額は3,000万円であった。(この場合、妻の連帯保証は必要無し)
ご相談したいこと
地銀Aは仕事の付き合いもあり支店長も知った仲ということもあり、当初は深く考えないまま融資の話を進めてきてしまいましたが、条件変更の提示を受け、建物建設費用はより良い条件の銀行から借りるべきかと考えなおしています。一方、ARUHIのフラット35の事前審査相談をしたところ、上記の融資実行により、既に購入した土地に地銀Aの保証会社の抵当権が設定されていることから、ARUHIの融資は難しいとの回答がありました。
地銀Aから3,000万円の融資を受け、自己資金(預金)500万円を準備すれば必要予算は確保できますが、仮に3,500万円を借りることができたとして、総額4,500万円の毎月の返済額は、千日さんの本にもあった「手取り月収の4割以下」におさえられる計算になるので、自己資金は建設費に充てるよりは運用も含め自由に使えるお金として取っておきたいという思いがあります。
そこで、地銀Aから1月に融資実行を受けたばかりの1,000万円の借り換え(抵当権問題クリア)と、新規借入の3,500万円をまとめて受けてくれる金融機関があれば選択肢として検討したいのですが、その可能性や是非について千日さんのご経験からアドバイスを頂けないでしょうか。
お忙しい中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。