30代世帯年収1200万以上の最適住宅ローンランキング
30代世帯年収1200万以上:物件価格の平均7410万円、住宅ローンの平均6420万円
30代で世帯年収1200万円以上は、30代でマイホームを購入する人のなかでも高年収の人達ですね。
ご相談者の世帯年収の平均は1565万円です。つまり概ね、
- 年収の4.7倍の物件を購入し、
- 年収の4.1倍の住宅ローンを組む
という人が平均的なモデルとなります。頭金は平均的に2割弱入れているということですね。これは住宅ローン控除の上限が5000万円までというのも影響しているでしょう。
【注目情報】
2024年2月からはフラット35の金利引き下げ制度「子育てプラス」がスタートするので、当初の期間最大1%引き下げとなります。子どもがいなくても夫婦どちらかが40歳未満であれば適用となります。詳しくはフラット35は子育て世帯で最大1%引き下げに拡大【子育てプラス(仮称)】を公認会計士が解説|千日のブログにわかりやすく書いています。
変動金利のランキング
ニーズに対して最適(1位)となる住宅ローンの商品とそのメリット・デメリットをまとめています。
2024年10月金利
順位←最適な人 | 1位←メガバンクかつ低金利で借りたい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 変動or10年固定(三菱UFJ銀行) | |||||
金利 | 変動金利 年0.345%~年HPご確認%※ 10年固定 年1.110%~年HPご確認 %(以降店頭金利-1.5%)※ |
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事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
※適用金利と引下幅は、お申込み内容や審査結果等により決定いたします。 | ||||||
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順位←最適な人 | 1位←借入期間を長くして毎月返済額を抑えられる | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 変動金利(SBIマネープラザ 所属銀行:住信SBIネット銀行) | |||||
金利(金利プラン) | 年0.448%(通期引き下げプラン)※ | |||||
事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
※上記は物件価格80%以内でお借入れの場合 ※物件価格80%超~100%以内でお借入れの場合は、上記金利に年0.032%上乗せ ※物件価格100%超でお借入れの場合は、上記金利に年0.061%上乗せ | ||||||
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固定金利のランキング
ニーズに対して最適(1位)となる住宅ローンの商品とそのメリット・デメリットをまとめています。
2024年10月金利
順位←最適な人 | 1位←子育て世帯で最も低金利で固定したい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | スーパーフラット 35年固定 団信不加入(ARUHI) | |||||
金利 | 「7」年1.40%「8」年1.41% 「9」年1.53% 子育てプラスで上記から最大1%引下げ(当初5年~) |
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事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
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順位←最適な人 | 1位←フルローンで低金利で固定したい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 全期間固定31~35年(三菱UFJ銀行) | |||||
金利 | 年1.770%~年HPご確認% | |||||
事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
※適用金利や引下幅は、お申込み内容や審査結果等により決定いたします。 | ||||||
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順位←最適な人 | 1位←全疾病団信に加入しリフォームやリノベしない人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 対面で相談→フラット35保証型(SBIマネープラザ 所属銀行:住信SBIネット銀行) | |||||
webで申込→フラット35保証型(住信SBIネット銀行) | ||||||
金利(借入割合) | 年1.75%(80%以下) 年1.81%(90%以下) 子育てプラスで上記から最大1%引下げ(当初5年~) |
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事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
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必ず読んでください!ランキング使用上の注意点
下表は、年齢と世帯年収別の購入物件の平均と住宅ローンの平均を表にまとめたものです。
(単位:百万円)
世帯年収(万円) | 年齢 | |||
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20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
400未満 | 物件39.1 ローン36.8 |
物件31.5 ローン28.8 |
物件27.0 ローン21.6 |
物件31.4 ローン21.1 |
400~600 | ||||
600~800 | 物件42.7 ローン37.8 |
物件41.1 ローン35.9 |
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800~1000 | 物件56.7 ローン40.1 |
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1000~1200 | 物件49.5 ローン42.7 |
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1200~1500 | 物件74.1 ローン64.2 |
物件66.2 ローン58.9 |
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1500~2000 | ||||
2000以上 |
下の表は私の著書の住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本でご紹介している、無理なく返済できる住宅ローンを見積もる4つのルールです。
- 毎月の返済は手取り月収の4割以下でボーナス払いなし(年収1200万からは5割)
- 返済額が一定になる元利均等返済方式
- シミュレーションの金利は固定金利
- 定年(60歳)時のローン残高は1000万円以下
この4つのルールを、35歳の各年収でスタートし、無理なく完済できる住宅ローンの金額として、表にすると以下のようになります。
(単位:万円)
年収 | 月収 | 35歳 |
---|---|---|
1200 | 50 | 7968 |
注1:年収に対する月収は扶養家族やボーナスに配分される額によっても違ってきますのであくまで目安としてご利用ください。
注2:世帯年収1200万円からは「1.毎月の返済は手取り月収の5割以下でボーナス払いなし」という前提で計算しています。収入が多いので割合が高くなっても生活可能だからです。
注3:表は60歳定年を前提にしています。65歳定年の人は自分の年齢より5歳若い年齢を当てはめてください。医師や自営業など決められた定年が無い人は70歳定年としますので自分の年齢より10歳若い年齢を当てはめてください。
平均年収1565万円で、住宅ローンの平均は6420万円なので、安全圏のレンジ内の住宅ローンを組まれている人が多いです。
それでも最も高額の物件を購入しており、住宅ローンの金額では40代に次ぐ第2位となっています。
30代で1000万超の年収を稼ぐ職業としては、医師、弁護士や大手コンサル会社の専門職などになってきます。住宅ローンもよりどりみどりで、選択肢が多すぎてタイヘンという羨ましい人達です。
また、夫婦ともにフルタイムの正社員、50:50の夫婦共働きで、1000万円を超えるというリッチなDINKS夫婦もこのグループに入ってきますね。その場合、単独で6000万円近くの住宅ローンを借りることはできないので、ペアローンを組むというケースが多くなります。
年齢、世帯年収、物件価格、住宅ローン金額としては同じであっても、リスクの傾向が違うので、最適な住宅ローンも違ってきます。そのため、30代共働き夫婦の最適住宅ローンランキングも参考にしてください。
30代にお勧めする住宅ローンのランキングポリシー
ランキングの順位は、典型的なモデルを想定して便宜上つけた順位付けです。ご自身の状況と照らし合わせて、最も適合した住宅ローンを見つけてください。
最適な住宅ローンは、早い段階で一つに絞るのではなく、複数の金融機関、金利タイプで本審査を通しておき、ギリギリまで引っ張って一番有利なものに決定するのがセオリーです。最低でも第2候補まで審査を通しておいてください。
月初の各行の住宅ローンの発表に合わせてランキングの金利や順位を更新します。念のため、引き渡しの前月までは毎月チェックしてください。
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