自己紹介
どうも千日です。
この書き出しで始まる『千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える』の著者、千日太郎(オフィス千日(同)代表社員、公認会計士 中村岳広事務所代表)です。
妻と結婚したのは2009年、マイホームを購入したのは2008年です。
なんか順序が逆ですよね?
私は昭和47年生まれですから家を買ったのは36歳の時です。つまり、早めに買っておかないと住宅ローンが払いきれなくなりそうだと思ったからなんです。
当時、妻とは当人同士で結婚しようとは言ってましたが、両親には反対されていました。
だいたい36歳なんですから、反対する親も親ですよね、アハハ。正直、家を買ったのは『退路を断つ』みたいなところがありました。
いい大人のすることではありませんよね。妻(当時はまだ彼女ですが)も家を買うことには反対してましたから。
そして、2008年といえば…そう、リーマンショックです。
私がマンションの購入契約を結んですぐに金融危機が起こり、日銀は政策金利を下げ、当時かなり下がった変動金利で住宅ローンを組みました。とは言っても0.975%ですから、今の方が断然低いです。
金利が安いので当初は喜んでいたのですけど、なんと完成間近のマンションのゼネコンが不渡りを出して倒産してしまい、引渡しは数カ月遅れ、その間は
『やっぱやめときゃよかったかも…』
『遅れてるんだから、手付金返ってくるんじゃない?』
なーんて考えてましたけど、デベロッパーさんはちゃんと代わりのゼネコンを探してきて、ちょい遅れましたけどちゃんと完成させてしまいました。躯体は完成してて、内装工事やらを残すのみだったんですよ。
このサイトを作るきっかけ
もともと千日のブログは雑記ブログでした。しがない昭和47年生まれのオッサンの日常をつらつらと綴っていたんです。あとは趣味の海水水槽のネタですかね。
私自身はこれまで、インターネットに何か自分の考えを公表することに全く興味はありませんでした。
そんなことしたって何の得もないし、私の中に公表するに値する何のバリューも無いと思ってたからです。基本的に調べたいことを検索して読むだけという人です。コメントなんて書きませんし。
そんな私がブログを書くようになったきっかけは、自分に限界を感じたからなんですよね。
40過ぎるとだいたい自分の限界というか、そんなものが見えてくるようになります。ブログは書いた記事の評価がアクセス数にダイレクトに反映されるので、これが意外と面白くなってきたんです。
最初は千日前や裏難波の街ブラ日記(「千日」の由来です)や趣味の海水水槽のノウハウなんかを書いてました。
言ってみれば恩返しみたいなものです。ブログを書くようになるまでは、そういう個人のサイトのお世話になっていましたから。
住宅ローンの記事を書くようになったのは、そういう恩返しの延長です。そして思いのほか好評となり、アクセス数が伸びました。
住宅ローンの個人サイトで希少な、まともなサイトを作りたい
インターネットで住宅ローンのキーワードを検索して一番に出てくるのは金融機関のホームページです。当然ですよね。
- 金融機関のホームページは『とにかくウチの商品が良いよ』としか書いてません。
- じゃあ比較サイトは?というと、ただ銀行のホームページへの広告を並べてるだけです。
- じゃあ個人サイトは?というと、素人のいいかげんな情報サイトが幅を利かせています。
インターネットがホント役に立たない、実に珍しい分野です。
それで、思ったんです。自分が住宅ローンについて知っている『まともなこと』を書いてみよう。
そしたら、凄く支持されたんですよ。読んだ人から『参考になった』とか『分かりやすい』という評価のコメントを頂けるようになってきて、中には(今のように募集していないのに)コメントやメールで相談を受けるようになりました。
勤め人ということもありまして、自分の身分を明らかにはできません。そんな何者とも知れない匿名ブロガーに対して重要な決断のサポートを求められる理由は何かというと、それは書いている文章が『まともなこと』だからだと思っています。
このサイトは住宅ローンの相談専門サイトですが、基本的には自分の身分を明らかにしないままに続けていこうと思っています。もちろん本業があるのでその関係もありますが、書いている文章そのものが何よりのサービスレベルの保証になると思うからです。
(現在は本を出版したことを機に公認会計士であることをオープンにしています)。
また、株式会社エイチームライフデザインの運営する「イーデス」では、日々の生活のなかで生まれる「まよい」に対して、ひとりひとりが良い選択をするポリシーに賛同し、住宅購入などに関するさまざまな情報発信の執筆者、監修者として参画しております。
このサイトの情報は、すべて公表されている情報と私に寄せられた相談の実際の数値によって出来ています。しかし、それらを組み合わせることで、恐らく今までに無い、当然ほかには無い、価値あるサイトになっています。
そして、これからも寄せられる多くの方々の相談に答え、そのノウハウを余すところなく共有することによってさらにその価値を上げていくことと思います。
中の人は平凡ですが、このサイトは非凡なものにしたいのです。私がこのサイトで試みていることは、そういうことです。
住宅破産(コロナ禍で激増する住宅喪失クライシス)
2021年4月発売の最新版です。コロナ環境下で家を買ったことを後悔しないための資金計画のノウハウを収録しています。
住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本
2020年2月に発売し、既に3刷重版となりました。住宅購入者の利益を最優先した住宅ローンの取説として書きました。私のコンサルの原点がここにあります。
家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本
2018年1月27日に日本実業出版社から出版し、2021年には11刷重版、Amazonの『家選び』カテゴリーでベストセラー1位とご好評いただいています。
ぜひご一読ください。
更新履歴
2017年8月2日 『千日太郎オフィシャルサイト』へのリンクを追加しました。
2017年8月15日 オフィス千日 千日太郎のご挨拶の動画を追加しました。
2017年12月9日 著書『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』出版のお知らせを追加しました。
2017年12月18日 書籍の出版を機に肩書の公認会計士を公開することとしました。千日太郎~家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本~著者略歴公開-千日のブログ
2020年2月27日 著書『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』を追加しました。
2021年4月2日 新刊著書『住宅破産』を追加しました。