借り換えパーフェクトランキング

2020年1月5日

今の年齢・年収・住宅ローン残高を当てはめるだけで「完済できる」かつ「老後資金を作れる」借り換え住宅ローンのランキングロジック

 

住宅ローンの借り換えと金利交渉を成功させるには、二つの条件を満たす必要があります。

  1. 住宅ローンの金利が下がってるタイミングを掴むこと。
  2. 自分にマッチした住宅ローンに乗り換えること。

言うまでもなく、借り換えと金利交渉のベストなタイミングは「金利は今が底だ」というタイミングです。そしてこれは自分の都合とは関係の無いところで決まる、外部要因です。

そしてもう一つは「自分にマッチした住宅ローンに借り換えること」です。住宅ローンの残期間はあと何年で幾らのローンが残っているか?そもそも今は借り換えてトクになるタイミングなのか?

これについては十人十色です「これ」という決まった法則はありません。

と多くの専門家はこう言ってコンサル商売が成り立っています。私のランキングはそれに対する挑戦です。

そりゃあ人それぞれ違うでしょう。しかし既に住宅ローンを借りている人が借り換えで目的にしていることは共通であるはずだと私は思っています。

  • 完済できる住宅ローンに借り換えること。
  • 完済した上で自分の老後資金も残すこと。

「いや、私が住宅ローンを借り換える目的はもっと違うところにある」という方はどうぞブラウザバックして別のサイトを探してください。

現時点の年齢、年収、住宅ローンの残高を千日メソッドによる一覧表に当てはめるだけで、今の状況が安全なのか?危険なのか?が分かります。

本サイトのランキングではその危険度に合わせてベストな借り換え住宅ローンをランキング形式で紹介します。

ランキングに掲載する住宅ローンは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品から年齢特有のリスクに適合した商品をピックアップしており、公認会計士 中村岳広事務所の監修のもと作成しています。

誰もが、自分の年齢、年収、現時点の住宅ローン残高を当てはめるだけで「完済できる可能性上げ」かつ「老後資金を作れる」借り換え住宅ローンを選ぶことが出来るというものです。

年齢別ランキングへのリンク

現時点の年齢と年収から分かる住宅ローン残高の注意ライン

私は家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本の中で無理なく返済できる住宅ローンを見積もる4つのルールをご紹介しています。

  1. 毎月の返済は手取り月収の4割以下でボーナス払いなし
  2. 返済額が一定になる元利均等返済方式
  3. シミュレーションの金利は固定金利(1.38%)
  4. 定年時のローン残高は1000万円以下

この4つのルールを実際に当てはめて、住宅ローンの金額を表にすると以下のようになります。つまり、下表が現時点の年齢、年収ごとに無理なく完済できる住宅ローン残高ということになりますよね。

(単位:万円)

年収 月収 25歳 30歳 35歳 40歳 45歳 50歳 55歳
300 15 1997 1997 1997 1997 1768 1550 1260
400 20 2663 2663 2663 2440 2110 1678 1378
600 25 3329 3339 3250 2860 2451 2001 1520
700 30 3995 3995 3755 3248 2780 2210 1619
900 35 4661 4661 4255 3680 3074 2433 1722
1000 40 5327 5327 4714 4103 3404 2650 1861
1200 50 8325 7996 7031 5982 4877 3674 2361
1500 60 9989 9509 8317 7049 5689 4234 2672
2000 80 13320 12449 10860 9160 7390 5370 3250

今の住宅ローンの残高が上表の金額を超えているということは、そのままでは完済できないリスクが高い、ないし完済できたとしても老後資金を残せないかもしれない、ということなんです。

年齢ごとに置かれている状況によって、どんな住宅ローンに借り換えるのが良いか違ってきますよね。

20代の最適な借り換え住宅ローンランキング

20代は初めて住宅ローンを借りてからまだ数年しか経っていませんので、住宅ローン残高が大きく、残期間も長いです。なので少しの金利差でも借り換えメリットがあるのが特徴です。

また、社会に出て間がなく今後のキャリアが流動的で今後の収入が読みにくいので基本的には固定金利がお勧めです。

住宅ローンの残高は安全圏内か?
YES NO
今は変動金利 今は固定金利 今は変動金利 今は固定金利
変動でも固定でも可 固定から固定へ借り換え 固定金利へ借り換え 固定から固定へ借り換え

30代の最適な借り換え住宅ローンランキング

30代も20代とよく似たパターンになります。住宅ローンの金額が大きく、残期間も長いので少しの金利差でも借り換えメリットがあります。

社会に出てからある程度の経験を積んでいて今後のキャリアの方向性も見えてくる頃です。借り換え住宅ローンの金利タイプの選択肢や自由度が最も広い年齢層だと言えます。

住宅ローンの残高は安全圏内か?
YES NO
今は変動金利 今は固定金利 今は変動金利 今は固定金利
変動でも固定でも可 固定金利へ借り換え 固定から固定へ借り換え

40代の最適な借り換え住宅ローンランキング

ある程度キャリアが固定し、また、定年退職をうっすら目視し始める年齢です。若いときに住宅ローンをスタートした人と最近になってから住宅ローンをスタートした人では、ローン残高に大きな開きがあります。

定年退職と完済を意識した住宅ローンの借り換えを行う必要がある年齢層です。

また、60歳定年時のローン残高が大きくなるのなら、病気のリスクもケアしたいですね。無料の疾病保障団信にも注目です。

住宅ローンの残高は安全圏内か?
YES NO
今は変動金利 今は固定金利 今は変動金利 今は固定金利
変動でも固定でも可 20年の固定金利へ借り換え 20年の固定金利へ借り換え

50代の最適な借り換え住宅ローンランキング

定年退職がハッキリ目視できる年齢であり、住宅ローンの完済と老後資金をしっかり計画しなければならない年齢です。

前出の表は60歳の残高が約1000万円となるように設定しています。

あと10年足らずで1000万円を繰上げ返済できて老後資金もあるなら良いですが、そうでないのなら、表の金額未満でもけして安全圏とは言えません。

本当に安全圏にあるという人は、定年に向けてラストスパートをかける借り換えです。

安全圏にない人は、下手に完済すると老後破産のリスクが高まります。細く長く維持するという戦略になります。

住宅ローンの残高は安全圏内か?
YESラストスパート NO細く長く
今は変動金利 今は固定金利 今は変動金利 今は固定金利
より低い変動金利へ借り換え 10年固定へ借り換え 固定金利へ借り換え 固定から固定へ借り換え

各目的別の住宅ローンランキングへのリンク

ランキング 年齢
20代 30代 40代 50代以上
新規借入 20代800未満 30代600未満 40代600未満 50代1000未満
30代600~1200 40代600~1200 50代1000以上
20代800以上 30代1200以上 40代1200以上
借り換え 20代借換 30代借換 40代借換 50代借換
団信 20代団信 30代団信 40代団信 50代団信

Posted by sennich