40代世帯年収1200万以上の最適住宅ローンランキング
40代世帯年収1200万以上:物件価格の平均6620万円、住宅ローンの平均5890万円
40代で世帯年収1200万円以上は、40代でマイホームを購入する人のなかでも高年収の人達ですね。
このグループのご相談者の平均年齢は42歳で世帯年収の平均は1545万円です。つまり概ね、
- 年収の4.3倍の物件を購入し、
- 年収の3.8倍の住宅ローンを組む
という人が平均的なモデルとなります。30代の同じ年収層よりも余裕のある住宅ローンを組んでいます。
【注目情報】
2024年2月からはフラット35の金利引き下げ制度「子育てプラス」がスタートするので、当初の期間最大1%引き下げとなります。子どもがいなくても夫婦どちらかが40歳未満であれば適用となります。詳しくはフラット35は子育て世帯で最大1%引き下げに拡大【子育てプラス(仮称)】を公認会計士が解説|千日のブログにわかりやすく書いています。
当初固定、全期間固定のランキング
ニーズに対して最適(1位)となる住宅ローンの商品とそのメリット・デメリットをまとめています。
2024年12月金利
順位←最適な人 | 1位←子育て世帯で最も低金利で固定したい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | スーパーフラット 35年固定 団信加入(ARUHI) | |||||
金利 | 「7」年1.72%「8」年1.73% 「9」年1.85% 子育てプラスで上記から最大1%引下げ(当初5年~) |
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事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
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順位←最適な人 | 1位←フルローンで低金利で固定したい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 全期間固定31~35年(三菱UFJ銀行) | |||||
金利 | 年2.060%~年HPご確認% | |||||
事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
※適用金利や引下幅は、お申込み内容や審査結果等により決定いたします。 | ||||||
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順位←最適な人 | 1位←子育て世帯で全疾病団信に加入し定年後も金利を固定したい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 対面で相談→フラット35保証型(SBIマネープラザ 所属銀行:住信SBIネット銀行) | |||||
webで申込→フラット35保証型(住信SBIネット銀行) | ||||||
金利(借入割合) | 年1.79%(80%以下) 年1.85%(90%以下) 子育てプラスで上記から最大1%引下げ(当初5年~) |
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事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
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変動金利のランキング
ニーズに対して最適(1位)となる住宅ローンの商品とそのメリット・デメリットをまとめています。
2024年12月金利
順位←最適な人 | 1位←住宅ローン控除を利用し金利負担なしで手厚い保険を掛けたい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 変動金利(三菱UFJ銀行) | |||||
金利 | 変動金利 年0.345%~年HPご確認%※ | |||||
事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
※適用金利や引下幅は、お申込み内容や審査結果等により決定いたします。 | ||||||
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順位←最適な人 | 1位←初めての住宅ローン変動か固定か対面で相談したい人 | |||||
住宅ローン名(金融機関) | 変動金利(SBIマネープラザ 所属銀行:住信SBIネット銀行) | |||||
金利(金利プラン) | 年0.448%(通期引き下げプラン)※ | |||||
事務手数料(税込) | 借入額×2.2% | |||||
※上記は物件価格80%以内でお借入れの場合 ※物件価格80%超~100%以内でお借入れの場合は、上記金利に年0.032%上乗せ ※物件価格100%超でお借入れの場合は、上記金利に年0.036%上乗せ | ||||||
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初めて買う人・住み替える人 独身からファミリーまで 50歳からの賢い住宅購入
少子高齢化社会の前提のもと、40代後半から50代前半のタイミングで家を買う、または買い替えようという人がこれからの人生を幸福に過ごすために、現状を把握し、計画を立て、実行していくためのノウハウを提供するものです。
必ず読んでください!ランキング使用上の注意点
下表は、年齢別、世帯年収別に購入物件の平均と住宅ローンの平均をまとめた表です。
(単位:百万円)
世帯年収(万円) | 年齢 | |||
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20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
400未満 | 物件39.1 ローン36.8 |
物件31.5 ローン28.8 |
物件27.0 ローン21.6 |
物件31.4 ローン21.1 |
400~600 | ||||
600~800 | 物件42.7 ローン37.8 |
物件41.1 ローン35.9 |
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800~1000 | 物件56.7 ローン40.1 |
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1000~1200 | 物件49.5 ローン42.7 |
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1200~1500 | 物件74.1 ローン64.2 |
物件66.2 ローン58.9 |
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1500~2000 | ||||
2000以上 |
では理論的に適切な住宅ローン金額と比較してみます。
下の表は私の著書の住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本でご紹介している、無理なく返済できる住宅ローンを見積もる4つのルールです。
- 毎月の返済は手取り月収の4割以下でボーナス払いなし(年収1200万からは5割以下)
- 返済額が一定になる元利均等返済方式
- シミュレーションの金利は固定金利
- 定年(60歳)時のローン残高は1000万円以下
この4つのルールを、40歳45歳の各年収でスタートし、無理なく完済できる住宅ローンの金額として、表にすると以下のようになります。
(単位:万円)
年収 | 月収 | 40歳 | 45歳 |
---|---|---|---|
1200 | 50 | 6915 | 5798 |
注1:年収に対する月収は扶養家族やボーナスに配分される額によっても違ってきますのであくまで目安としてご利用ください。
注2:世帯年収1200万円からは「1.毎月の返済は手取り月収の5割以下でボーナス払いなし」という前提で計算しています。収入が多いので割合が高くなっても生活可能だからです。
注3:表は60歳定年を前提にしています。65歳定年の人は自分の年齢より5歳若い年齢を当てはめてください。医師や自営業など決められた定年が無い人は70歳定年としますので自分の年齢より10歳若い年齢を当てはめてください。
ご相談者の平均年齢42歳、平均世帯年収は1545万円で住宅ローンは5890万円ですから、概ね安全圏のレンジ内にあるようです。
ただ、40代ということは定年の60歳まであと20年を切っています。収入が高くなっている代りに残りの年数は短くなっているという点に注意が必要です。
30代までなら、最長の35年の返済期間をとって、自然体で返済していけば定年時にはそれなりに残高も小さくなっているので完済できるという見込みを立てやすいです。
しかし40代からは自然体で返済するのでは危ないです。60歳の残高は1000万円を超えるケースが多いですね。これを定年までに貯めなければなりません。ゴールを見据えてスタートを切るのです。
また、夫婦ともにフルタイムの正社員、50:50の夫婦共働きで、1000万円を超えるというリッチな夫婦もこのグループに入ってきますね。
その場合、単独で6000万円近くの住宅ローンを借りることはできないので、ペアローンを組むというケースが多くなります。
年齢、世帯年収、物件価格、住宅ローン金額としては同じであっても、リスクの傾向が違うので、最適な住宅ローンも違ってきます。そのため、共働きの方は40代共働き夫婦の最適住宅ローンランキングを参考にしてください。
40代にお勧めする住宅ローンのランキングポリシー
ランキングの順位は、典型的なモデルを想定して便宜上つけた順位付けです。ご自身の状況と照らし合わせて、最も適合した住宅ローンを見つけてください。
最適な住宅ローンは、早い段階で一つに絞るのではなく、複数の金融機関、金利タイプで本審査を通しておき、ギリギリまで引っ張って一番有利なものに決定するのがセオリーです。最低でも第2候補まで審査を通しておいてください。
月初の各行の住宅ローンの発表に合わせてランキングの金利や順位を更新します。念のため、引き渡しの前月までは毎月チェックしてください。
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