新規購入シミュレーション
これから家を購入する人、購入したばかりの人がローン破産しないためのシミュレーションを行えるようにしています。
既に家を購入して2年以上経過した人は➡購入後のシミュレーションを利用してください。
新規に住宅を取得した人の住宅ローンの完済までのシミュレーションと、既に購入した人が老後破産しないためのシミュレーションを行えるようにしています。
始めて読む方は下記の動画と解説で貸借対照表のメソッドを正しく理解してください。
貸借対照表で家計の安全性をチェックする
住宅ローンで家を買うことによって、根本的に変わってくることは自分の貸借対象表(たいしゃくたいしょうひょう)ができる点にあります。
貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)はバランスシートとも言います。アルファベットで略してB/S(ビーエス)と呼ばれることもあり、企業会計の分野で企業の財政状態を表す決算書の一つです。左側に「資産」、右側に「負債」を一覧表示し、その差額を「純資産」とする表です。「純資産」によって企業の財務的な健全性を評価します。
マイホームを住宅ローンで購入した人の貸借対照表は、「資産」に現金預金とマイホームが計上され、「負債」に住宅ローンが計上されることになります。
貸借対照表 |
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「資産」 現金預金 100 マイホーム 3000 |
「負債」 住宅ローン 3000 |
「純資産」 100 |
家を買うということは、単なる買い物ではなく「人生のプロジェクト」です。そのプロジェクトを成功に導くために、この貸借対照表で定期的に現状を把握し、問題点を明らかにし、実行するというPDCAサイクルを回します。
貸借対照表の作り方(所要時間は1分)
今の自分の貸借対照表を作るにあたって調査する項目は(下表)のように現金預金、マイホーム、住宅ローンの3つだけです。シミュレーションに必要な数値を入力すれば1分もかからず完成します。
貸借対照表 |
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「資産」 現金預金 通帳などから集計する。投信や保険の 積立てなども含めてよい。 マイホーム 「比較方式」で簡易査定価格を計算 する。 |
「負債」 住宅ローン ネットバンキングや「住宅取得資金に 係る借入金の年末残高等証明書」から 調べる。 |
「純資産」 資産合計と負債合計の差額。まずはプ ラスを維持したい項目。 |
現金預金
基準日に所有している現金預金のほか、投資信託や保険積立金などの現金化可能な金融資産を集計します。
マイホーム
基準日のマイホームの市場価格を調べます。これから家を買う人、買ったばかりの人は購入価格です。
マンションであれば、同じマンションで売りに出されている部屋が見つかるかもしれません。実務上も、対象不動産と類似の不動産が実際に取引された価格をもとにして、対象不動産の価格を求める「比較方式」で評価します。
次の計算式で簡易に査定価格を計算することができます。戸建てでも分譲となるような大型のニュータウンや都市部のミニタウンであれば、この計算式が使えます。
簡易査定価格=同じマンションの販売価格の㎡単価×自分の部屋の面積
住宅ローン
大手の銀行であればインターネットバンキングが採用されているので、住宅ローンの現時点の残高を調べたり、ネットで繰り上げ返済ができるようになっています。