38歳ペアローンで4500万円の返済を継続できるか不安

2023年9月17日

夫 38歳 年収580万
私(妻) 34歳 年収400万(育休中)、1歳の子供

物件価格 6800万の都内の中古戸建てを購入予定です。親からの資金援助があり、ペアローンで組めない金額は親が補てんします。借入予定は4500万で、残りは補てんしてもらいます。

相続税対策で、できれば国の贈与税非課税枠をフルに使って、夫と私と親の三者名義で購入しようと思っていますが、第二子を考えていることもあり、ペアローンを組んだ後に私が月々のローンを支払えるか心配です。変動金利を予定していますが、リスクを考えるとどれを選択したら良いのか色々と悩んでいます。

貯蓄は夫婦合算で1000万ほどありますが、こちらは将来の教育資金や生活費に充てたいので手をつけたくなく、自己資金はゼロで試算下さいませ。

お忙しい中大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。

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相談者のデータ(年齢、年収、所有資金の総額、物件価格、借入金額など)

家族の年齢と年収 夫38歳580万円
妻34歳400万円(育休中)、1歳の子供
所有資金の総額 1,000万円は温存。親からの資金援助があり、ペアローンで組めない金額は親が補てんします。
物件価格 6,800万円
物件のタイプ 中古戸建て
借入金額 4,500万円
住宅ローン 変動金利を予定しているが不安も

 

千日太郎YouTubeの回答

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AI住宅ローンシミュレーター

千日太郎が無料で公開しております、AI住宅ローンシミュレーター(iOSはこちらandroidはこちら)で以下の住宅ローンで比較を行いました。

変動金利 全期間固定金利
三菱UFJ銀行:0.345% アルヒスーパーフラット7S:当初10年は0.93%、その後1.43%(団信不加入で別途掛け捨ての生命保険に加入する)

シミュレーション結果と回答の要約

返済継続力は標準レベルですが、次の注意点があります。夫の手取り月収27万円に対する毎月返済額の割合は40%を超えており、一人の収入では返済が継続できなくなるリスクがあります。ただし世帯月収46万円に対する割合は30%以下と余裕があります。返済継続のためには配偶者の存在が不可欠です。

金利タイプマッチ度では変動金利よりも全期間固定金利がマッチするという結果になりました。変動金利では、手取り月収に対して毎月返済額の余裕がないので金利上昇に対応することは難しいでしょう。また、完済を目指す定年の65歳まであと20年以上あります。変動金利を選ぶと長期間にわたり金利変動リスクにさらされるとも言えます。

全期間固定金利が適合する理由としては、手取り月収に対して毎月返済額の余裕がないので、全期間の金利を固定するメリットが高いです。利息負担は増加しますが支出を見直すことで捻出できる可能性があります。完済を目指す定年の65歳まで20年超あります。全期間の金利を固定するメリットを長めに享受できます。

以上、参考になりましたら幸いです。

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