疾病保障付きで低金利すぎる住宅ローン…何かウラがある?

はじめまして。住宅ローンを検討している中でyoutubeを拝見し相談をさせていただきました。素人の私でもわかりやすく勉強になりました。今日もジムで走りながら拝見しておりました。このような形で相談することは初めてで至らない点等あるかもしれませんがよろしくお願い致します。

現在兵庫県に住んでおり地方銀行で住宅ローンを検討しております。その中で「 3大疾病年0.575%金利プラン」というものがあり検討中です。仮審査は通過しており本審査をお願いする予定です。

質問ですが
上記プランの手数料が
《手数料》 1件につき55,000円(消費税込み)
《保証料》 分割後払方式をご選択いただきます。
ご融資利率に保証料相当分(0.2%)の利率が含まれており、当行が保証会社に支払います。
電子契約サービス手数料(1契約)
1契約あたりの契約金額
1,000万円超の場合 11,000円
の計66,000円となっております。

ネット銀行やその他メガバンクの比較してもかなり安く魅力を感じております。あまりにも安く何かあるのではないかと思ってしまっております。また連帯債務も可能であるとのことです。銀行さんが頑張っているのか、それとも何かからくりがあるのか何かあるのでしょうか?もしお分かりであれば教えてください。このような相談がよいのかもわからず相談させていただいております。回答が難しいようであれば気にせず言っていただければと思います。お忙しいところ恐れいりますがよろしくお願いします。

その他、仲介会社が三井のリハウスのため三井住友銀行で本審査をお願いされております。また三菱UFJに関しては頭金を180万円入れることで0.345%+7大疾病団信0.3%の金利で対応が可能と言われております。仮審査はしておりません。

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相談者のデータ(年齢、年収、所有資金の総額、物件価格、借入金額など)

家族の年齢と年収 夫31歳500万円
妻29歳460万円
※産休中 育児休業後復帰予定2年後
所有資金の総額 1,200万円
物件価格 3,550万円
物件のタイプ 中古マンション
借入金額 3,550万円
住宅ローン 地銀住宅ローン 3大疾病年0.575%金利プラン
三菱UFJに関しては頭金を180万円入れることで0.345%+7大疾病団信0.3%の金利で対応が可能

 

千日太郎YouTubeの回答

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AI住宅ローンシミュレーター

千日太郎が無料で公開しております、AI住宅ローンシミュレーター(iOSはこちらandroidはこちら)で以下の住宅ローンで比較を行いました。

変動金利 全期間固定金利

三菱UFJ銀行:0.345%+0.3%で7大疾病団信に加入。頭金は180万円。

アルヒスーパーフラット8S:当初10年は0.94%、その後1.44%(団信不加入で別途掛け捨ての生命保険に加入する)

 

シミュレーション結果と回答の要約

30代前半ですと病気のリスクは低いので、団信の疾病保障特約の優先度は低く、むしろ金利上昇リスクをケアする優先度が高くなります。そのため、変動金利に疾病保障特約を付けたものと、全期間固定金利のフラット35との比較を行いました。

返済継続力では、変動金利も全期間固定金利も標準を上回っていますが、全期間固定金利の方がスコアが高くなっています。これはスーパーフラット8で頭金を2割入れることで毎月返済額が変動金利よりも小さくなるためです。

金利タイプマッチ度では変動金利よりも全期間固定金利がマッチするという結果になります。

変動金利の場合、手取り月収に対して毎月返済額は高すぎることもなく低すぎることもないので金利上昇に対する対応力は低めです。また、完済を目指す定年の65歳まであと20年以上あります。変動金利を選ぶと長期間にわたり金利変動リスクにさらされるとも言えます。

頭金を多く入れられる自己資金がありますので、頭金を2割入れることで金利が下がり、毎月の返済額も少なくできて、全期間にわたり金利を固定できるスーパーフラット8がお勧めです。

以上、参考になりましたら幸いです。

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